競合サイトとの差別化に役立つ、市場ニーズや競合調査を無料で実施する方法とは?

20150302競合調査

今回は、ECサイトの運営に不可欠な「市場ニーズの調査」「競合調査」を、無料で手軽に実施する方法をご紹介します。
競合ECサイトとの差別化の材料を探している方や、新商品の市場ニーズや競合製品のプロモーション手法を調査したい方にオススメの記事です。敵を知り、己を知らば百戦危うからず。ぜひご一読下さい。

この記事のまとめ

  • 無料でかんたん!市場ニーズの調査方法
  • 競合するECサイトが実施している施策でチェックすべきポイント
  • 市場ニーズと競合調査後、差別化のためのとるべきアクション例とは?

 

無料でかんたん!市場ニーズの調査方法

競合ECサイトや競合製品の調査を開始する前に把握しておかなければならないことがあります。それは、「自社が販売している商品のニーズ」です。
そもそも、本当にその商品に対して市場のニーズが無いとすれば、どれだけ競合するECサイトや競合製品を調査したところで売上は伸びませんよね?そのためにまず、市場のニーズを調べることから始めましょう。今回は具体例として、置き換えダイエット(※)商品を販売するケースで考えてみます。
(※) 置き換えダイエット…1〜2食を低カロリー食品やダイエット食品に変えるダイエット方法。摂取カロリーを減らすことで減量効果が期待できる。

市場のニーズを調べる方法は様々ですが、「無料で手軽」、という点でGoogleから提供されている2種類の無料ツールを利用します。これらを使えば、販売している置き換えダイエット商品が、「どういったキーワード」で「どのくらい検索されているのか」、「どのくらい競合性があるのか」を定量的に把握することができます。

Google キーワードプランナー

最も簡単かつ手軽に使えるツールがGoogleキーワードプランナーです。Google Adwordsのアカウントを持っていれば、すぐに利用できます。キーワードを入力すれば検索ボリューム、関連性のあるキーワード、競合性などをかんたんに確認することができます。

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キーワードプランナーは、リスティング広告の利用時、出稿するキーワードの選定にとても役立つツールです。しかし、リスティング広告以外にも、検索ボリュームと関連キーワードの種類など、大まかな市場のニーズを把握するといった用途にも活用することができます。

Google トレンド

さらに、Googleトレンドを使うと、「キーワードが検索されている数の推移」をさらに視覚的に把握することが可能です。地域ごとの検索ボリュームを知ることもできます。

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現在の検索数が多くても、安直に喜んではいけません。過去の傾向も合わせて確認しましょう。たとえば、過去から減少傾向となってきている場合には、そのカテゴリーの商品ライフサイクルが終わりに近づいているという可能性も考えられます。出来るだけキーワード検索数が、増加傾向にある切り口での商品訴求を検討すべきです。

 

競合するECサイトが実施している施策でチェックすべきポイント

市場ニーズの調査の次は、競合ECサイトが実施している具体的な施策について調べていきましょう。その際に、各施策ごとにチェックすべきポイントが存在します。以下の手順で大まかな施策内容を把握できます。

「リスティング広告」でチェックするポイント

・どういった広告文で訴求しているか(競合のテキスト分析)
・入札順位の把握(リスティング広告への注力度の把握)
・広告文の変更頻度はどのくらいか

「アフィリエイト広告(※1)」でチェックするポイント

・設定している成果報酬はいくらなのか (目安となるCPAの把握)(※2)
・どういったバナーや画像を提供しているか(競合のクリエイティブ分析)

「ランディングページ(LP)」でチェックするポイント

・メインコピーとメイン画像はどんな内容か(メインターゲットの把握)
・スマートフォン対応はできているか(トレンド対応能力)
・オファーやビジネスモデルはどんな内容か(サンプルやクーポンの実施など)
・計測タグはどのようなものが埋め込まれているか?(実施媒体の分析)(※3)

(※1) アフィリエイトサービスプロバイダーは基本的に無料で媒体登録ができ、かなり多くの情報が取得できるため積極的に登録すべきです。
(※2) 一般的な管理画面に開示されている単価とは別の特別単価が存在します。
(※3) タグマネージャー等のツールを使用している場合ソース上だとわかりにくいですが、LPを閲覧した後、ブラウザ上に残るcookie情報などからも取得可能です。

こうした情報は全て無料でチェックが可能です。
定期的に競合ECサイトの調査を実施できるよう、あらかじめスケジュールを組んでしまいましょう。

 

市場ニーズと競合調査後、差別化のためのとるべきアクション例とは?

このように、多くの情報を手軽に無料で取得することが出来ます。では、実際にその情報をどう活用すべきなのでしょうか?キーワードは、「差別化」です。

たとえば、市場ニーズと競合調査の結果、検索ボリュームは安定して推移しており、競合ECサイトの多くはリスティング広告に注力し、本商品の販売を意識したページ設計をしている」という事が分かったとします。

この場合の「差別化」とは、どのようなものでしょうか?

「ユーザーはもう少し手頃な価格帯の商品を探しているのではないか?」という仮説を立て、「初回購入に限り、半額」のようなディスカウントの実施と共に、「競合サイトが注力していないアフィリエイト広告を強化する」という設計が適当かもしれません。その結果、競合との競争を避けつつ、ユーザーに支持される施策を展開できる可能性が高いと考えられます。

いかがでしたか?

以上、「差別化」のための市場ニーズの調査、競合調査についてご紹介しました。
この記事があなたのECサイト運営のお役に立ちましたら幸いです。

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この記事を書いた人

宮崎晋一郎
宮崎晋一郎

1983年生まれ。日光生まれ新宿育ち。2006年〜2013年までweb広告会社で主にEC専門のマーケティング支援を担当し2013年に独立し、株式会社ロックストックを設立。主にECクライアントにおけるwebマーケティングの施策立案と実行までをサポートしています。好きな映画監督はデヴィッド・フィンチャーです。


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