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ECサイトのデザイン制作業務を効率化するための3つのステップ

ECサイト運営に欠かせない、キャンペーンページやバナーなどのデザイン制作業務。今回は、その業務効率を改善するためにおさえておきたいポイントをご紹介します。キャンペーンページやバナーの作成に追われてやるべき業務に手が回っていない方、今後外注も含め、制作業務の効率を上げたいと考えている方に特にオススメです。是非読んでみてください。

この記事の目次

    1.どういった制作業務があるのかを把握しよう

    「ECサイトのweb制作業務」と一口にいっても、その内容は多岐にわたります。「webデザイナーは全ての制作業務に対応できる」と考えられているケースがよくありますが、実際には、対応可能な範囲は個々人のスキルによって大きく異なります。このため、「専門スタッフが1人いれば安心」ということはありません。

    まずECサイトを運営する上での主なweb制作業務には、どんな内容のものがあるのか確認しましょう。

    この他にも同梱物のデザイン制作や各種SNS用のデザイン制作などもあり、業務内容は非常に多岐にわたります。

    2.どこまで社内で対応すべきかを仕分けしよう

    では、これらの業務をどこまで社内で対応するべきなのでしょうか?「全てこなせる!」というのは理想ではありますが、その時々の業務量によっては社内だけではまかないきれなかったり、人件費の面からも、制作業務に専任スタッフを手厚めに配置すること自体が難しいということもあるでしょう。そこで、「外注」という選択肢が考えられますが、社内で対応すべきものか外注すべきものか、制作業務の内容に応じた判断基準を決めておくと、スムーズな対応が可能になります。

    ここでは、「店長職1名+制作業務に対応可能な担当者(※)1名」というケースで説明したいと思います。
    (※)担当者はサイトデザインの経験はあるが、ECサイト運営の実務経験は無いと仮定します。

    業務を時間軸で仕分けしましょう

    ECサイトを運営する上で発生する制作業務は、大まかに次の2種類に仕分けすることが出来ます。

    ■運用型業務の一例

    こうした業務の特徴は、社内でスケジュールを設定しやすく、且つ1つ1つの業務が細々としているため、外注するとコストが高くなるケースが多いです。そのため、これらの業務に関しては社内で制作を行い、担当者に知見を蓄積することが有効だと言えます。

    ■単発型業務の一例

    これらの業務は、業務量が多く、また専門的なノウハウも必要になるため、一から社内で知見を貯めようとすると、相応の投資が必要となります。このため、社内で対応を行うことはあまり効率的ではありません。

    以上を踏まえ、「店長職1名+制作業務に対応可能な担当者1名」というケースでは、

    という形がオススメです。

    3.「サイトの使いやすさ」を意識して制作を行おう

    社内で運用していく体制が構築出来たとして、ECサイトの制作業務では何を重視すべきなのでしょうか?それはズバリ、そのECサイトが「使いやすいかどうか」です。どれだけ素晴らしいデザインのページやバナー広告を作成したとしても、商品情報が不十分だったり、購入するための導線が判りづらければ、お客様は商品を購入してくれません。

    以下はよくある例です。(当てはまるものがあったら要注意!)

    こうした場合、お客様は、あなたのECサイトから離脱します。では、「サイトの使いやすさ」を向上させるためには、どうすればいいのでしょうか?

    一番手軽で、かつ効果的なのは、「実際に何度も自分で自社のサイトを使ってみる」という方法です。特に新しいキャンペーンページやサイトコンテンツのリニューアルを実施する際には、しつこいくらいにサイト内の導線をチェックしましょう。特に複数のスタッフで実施すると一層効果的です。実施前と比べて、直帰率、離脱率、平均閲覧ページ数、転換率など、さまざまな数字の改善が期待できます。まだ実践されていない方は、是非試してみてください。

    いかがでしたか?

    以上、EC事業者のためのweb制作効率化のための3つのステップをご紹介させていただきました。この記事があなたのECサイト運営にお役に立てれば幸いです。

    複数名での「問い合わせ対応業務」がラクになる?

    ※本サイトに掲載されている情報は、株式会社ラクス(以下「当社」といいます)または協力会社が独自に調査したものであり、当社はその内容の正確性や完全性を保証するものではありません。

    この記事を書いたライター

    宮崎晋一郎

    宮崎晋一郎

    1983年生まれ。日光生まれ新宿育ち。2006年~2013年までweb広告会社で主にEC専門のマーケティング支援を担当し2013年に独立し、株式会社ロックストックを設立。主にECクライアントにおけるwebマーケティングの施策立案と実行までをサポートしています。好きな映画監督はデヴィッド・フィンチャーです。

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