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メール誤送信を防ぐ対策5選|おすすめの対策ツールも紹介

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ビジネスメールのやりとりの中で、ありがちなヒューマンエラーとして挙げられるのが「メールの誤送信」です。

ビジネス上でのメールの誤送信は、個人間での信頼損失だけでなく、情報漏えいなどの企業全体としての重大なトラブルに発展する可能性もあるため、しっかり対策を立てておく必要があります。

本記事では、メール誤送信が起こる原因や具体的な事例を踏まえ、日常業務で取り入れやすい防止対策や、誤送信対策に活用できるおすすめツールやその選び方についても解説します。

情報漏えいや誤送信の防止を実現!「メールディーラー導入事例集 セキュリティ・誤送信編」

この記事の目次

    メール誤送信のよくある事例と原因

    メールの誤送信は、確認ミスや操作ミスなどヒューマンエラーによって引き起こされることがほとんどです。メーラーの便利な機能が、かえってミスを誘発するケースも少なくありません。

    まずは、どのようなケースでなぜ誤送信がよく起きてしまうのか、具体的な事例をまじえて解説していきます。

    宛先のミス

    メールの誤送信事例として多いのが、メールの宛先を間違えて送ってしまう「宛先ミス」です。

    【事例①】アドレス帳やオートコンプリート機能からの選択を間違えた

    アドレス帳で宛先選択を誤るケースや、メールアドレスの一部を入力すると自動で宛先候補が表示される「オートコンプリート機能」で似た名前の別人を入力してしまう場合などが多く見られます。

    オートコンプリート機能は無効にできますので、不安な場合は設定を変更しておきましょう。

    【事例②】宛先フィールドの選択を間違えた

    「Cc」と「Bcc」の選択ミスもよくある原因の1つです。

    「Cc」に入力した場合は、ToやCcに入力した相手全員にCcのメールアドレスも表示されますが「Bcc」に入力した場合は、ToやCcに入力した相手にはBccのメールアドレスが表示されません。

    例えば、複数の取引先に対して長期休暇のお知らせのような同じ内容のメールを送りたい場合、本来はBccに入力してメールアドレスを公開せず送るつもりだったが、誤ってCcに入力しメールアドレスを公開して送ってしまった、ということもよくあります。このような選択ミスを防ぐためにも「To」「Cc」「Bcc」の使い分けを、今一度確認しておきましょう。

    添付ファイルのミス

    前述の通り、重大な情報漏えいにつながる可能性が高いのが「添付ファイルのミス」です。

    【事例①】添付ファイルに不要なシートが入っていた

    添付ファイルのミスは「添付忘れ」や「ファイル間違い」だけではありません。見落とされやすいのが、非表示シートに関するミスです。

    例えばExcelファイル内の非表示になっているシートに、送信先とは別の会社の情報が記載されていたというケースがあります。

    【事例②】暗号化せずにファイルを送付してしまった

    安全考慮のため添付ファイルは暗号化しパスワードをつける場合が多いですが、暗号化することを忘れてそのまま送ってしまうというミスも起こり得ます。

    最悪の場合、通信傍受やメールの盗聴による情報漏えいの恐れがあります。

    文面のミス

    文面を誤った状態で送ってしまう「文面ミス」も、よくあるメール誤送信の1つです。

    【事例①】テンプレートや引用元の「宛名」を修正し忘れた

    テンプレートの「●●様」という部分の修正し忘れや、別のメールから一部を引用した場合に、修正するべき部分を見逃したまま送信してしまうことがあります。

    これを単なる不注意と侮ってはいけません。宛名の誤りは文面を使い回していると受け取られるだけでなく、大変失礼な行為になります。このようなミスが続けば、信用の低下に直結します。

    【事例②】作成途中で誤って送信してしまった

    文章を入力している最中に、誤ってショートカットキー(Ctrl+Enterなど)に触れてしまい、書きかけの状態で送信してしまうケースがあります。

    作成途中の文章を送信するミスは、相手に「よく確認せずに送ったのか」というマイナスの印象を与えます。また、会議の日程や見積もりの金額に誤りがあると、取り返しのつかない失態となりかねません。

    メールの誤送信が招く3つの問題

    メールを誤送信してしまった場合「個人情報漏えい」「機密情報漏えい」「信用の低下」の3つのリスクが起こり得ます。

    具体的にこの3つのリスクについてご紹介します。

    個人情報漏えい

    「個人情報」とは、氏名や住所、生年月日、クレジットカードの情報など特定の個人を識別できる情報のことを指します。

    宛先ミスや添付ファイルミスなどのメール誤送信により、これらの個人情報が社外の他人に知られてしまった場合は「個人情報漏えい」に該当します。

    個人情報の漏えいは、当該本人に影響を与えるだけでなく、会社の信頼損失にもつながる大きな問題となりかねません。特に顧客リストをまとめた一覧ファイルなどを誤送信してしまった場合、一度に大量の個人情報が漏えいするため、大規模な損害につながる可能性があります。

    機密情報漏えい

    「機密情報」とは、企業が保有している情報の中で、外部への公開が予定されていない情報のことを指します。

    例えば「A社と共同で企画しているサービスの関連書類を、誤ってB社に送信してしまった」といったケースなどが「機密情報漏えい」にあたります。

    この場合、A社との取引関係が社外に漏れてしまうだけでなく、A社に提示している見積もり金額なども知られてしまいます。

    仮にA社・B社が競合関係にある場合、両社との信頼関係を損ねることになります。

    信用の低下

    個人情報や機密情報の漏えいが起きた場合、企業の社会的信用の低下にもつながってしまいます。仮に個人情報や機密情報が漏えいせずに済んだとしても、誤ったメールを送られた側にとっては不信感を感じてしまうことになるでしょう。

    大きな問題に発展しなければ大丈夫なのではなく、誤字などの小さな誤送信でもいずれ大きなトラブルに発展するリスクを含んでいることを意識する必要があります。

    メールの誤送信を防止する5つの対策

    メールの誤送信防止には、ミスが発生しやすいポイントを事前に把握し、送信前の確認フローを作成しておくことが重要です。

    ここでは、メールの誤送信を防止するための具体的な対策方法を5つご紹介します。これらの対策は、大きく以下の2つに分類できます。

    • 手動またはメーラーの標準機能で対策する方法
    • 専用ツールを導入する方法

    OutlookやGmailといった普段お使いのメーラーの標準機能で手動ではあるが対策する方法を4つ、専用ツールを導入して手間なく仕組みでミスを防ぐ方法を1つご紹介します。

    分類 対策方法
    メーラーの標準機能を使用する ①メール送信前の「チェックリスト」を作成
    ②第三者によるWチェック
    ③オートコンプリート機能の無効化
    ④メール送信後の取消機能・一時保留機能を活用
    専用ツールを使用する 「宛名チェック機能」や「添付ファイルの暗号化・URL化機能」で対策する

    メール送信前の「チェックリスト」を作成

    メールを送信する前に、間違いがないかを再度チェックするための「チェックリスト」を作成しておきましょう。

    メールの送信前に必ずチェックリストに沿ってチェックを行うようフロー化することで、メール誤送信の防止につながります。

    以下にチェックしておきたい項目をまとめましたので、ぜひご活用ください

    項目 チェック内容
    宛先 宛先のアドレスは間違っていないか
    To・Cc・Bccの使い分けは間違っていないか
    宛名・挨拶文 相手方の会社名・部署名・役職名・氏名は間違っていないか
    敬称は漏れていないか(適切な敬称を記載しているか)
    挨拶文は漏れていないか
    本文 相手からの質問に漏れなく回答できているか
    誤字脱字はないか(文字表現は適切か)
    日付・金額・リンク先のURLなどの情報に間違いはないか
    不適切な表現は含まれていないか
    締めの挨拶は漏れていないか(適切な挨拶を記載しているか)
    署名は漏れていないか(適切な署名を記載しているか)
    添付ファイル ファイルの添付は漏れていないか(正しいファイルを添付しているか)
    添付ファイルの名前は適切か
    添付ファイルの暗号化が漏れていないか

    第三者によるWチェック

    メールを作成した本人が前述のチェックリストで確認した後、第三者によるWチェックをフローに組み込むことも有効な手段です。

    メールを作成した本人は「間違っていないはずだ」という思い込みが働きやすく、ミスを見落としがちです。第三者が客観的にチェックすることで、誤字や内容の矛盾に気付きやすくなります。

    ただし、チェックを担当する上長などの業務負荷が増えるため、複数の従業員にチェックを割り振るなどの工夫をしましょう。

    オートコンプリート機能の無効化

    「オートコンプリート機能」とは、宛先欄に名前やアドレスの入力をし始めると過去の入力履歴から一致する候補を表示してくれる機能です。

    しかし、この機能は入力の手間と時間を短縮できる一方で、冒頭が同じだけの別人の名前やアドレスが自動入力されてしまうこともあり、誤送信の発生リスクを高めてしまいます。

    オートコンプリート機能を無効にすると、手動で入力する手間は発生してしまいますが、誤送信のリスクは軽減できるでしょう。

    設定手順は以下のとおりです。

    Gmailでの操作方法

    1. 画面右上の歯車アイコンをクリックし「すべての設定を表示」を開く
    2. 「全般」タブの中にある「連絡先を作成して予測入力を利用」の項目で「手動で連絡先を追加する」を選択する
    3. 画面下部の「変更を保存」をクリック

    Outlookでの操作方法

    1. 「ファイル」タブから「オプション」を開く
    2. 「メール」の設定を選択
    3. 「メッセージの送信」の項目の「[宛先]、[CC]、[BCC]に入力するときにオートコンプリートのリストを使用して名前の候補を表示する」のチェックを外す
    4. 「OK」をクリック

    メール送信後の取消機能・一時保留機能を活用

    ビジネスでの利用率が高いGmailやOutlookなどには、ミスに気付いたときに送信を取り消したり、メールの送信を一時的に保留したりする機能が搭載されています。

    ここでは、GmailとOutlookの「メール送信取消機能」、Outlookの「送信保留機能」についてご紹介します。

    Gmailの「メール送信取消機能」利用方法

    1. メールを送信した後、最下部に「メッセージを送信しました」と表示され、横に「元に戻す」と「メッセージを表示」の項目が表示されるので「元に戻す」をクリック
    2. Gmailでのメール送信取消画面のキャプチャ
    3. 「送信を取り消しました。」と表示されたらメール送信取消は完了

    また、メールを送信した後の送信取消可能時間も変更できます。

    手順は以下の通りです。

    1. 右上の設定アイコン歯車アイコンをクリックし「すべての設定を表示」をクリック
    2. 「全般」タブをクリックし「送信取り消し」項目の「取り消せる時間」で「5秒、10秒、20秒、30秒」の中から選択
    3. Gmailでのメール送信後のメール送信取消可能時間の設定画面のキャプチャ
    4. 最下部の「変更を保存」をクリック

    Outlookの「メール送信取消機能」利用方法

    1. 画面左の「送信済みアイテム」をクリック
    2. outlookでのメール送信取消において取り消したいメールを選択するため送信済みアイテムBOXを開く画面のキャプチャ
    3. 取り消したいメールをダブルクリック
    4. 別窓でメールを開いた状態で、上部の「メッセージ」タブをクリック
    5. 「移動」項目の「アクション」をクリックし「メッセージの取り消し」をクリック
    6. outlookでのメール送信取消において取り消したいメールを選択後メッセージの取り消しをクリックする画面のキャプチャ
    7. 「未読ならば、受信トレイから削除する」の左横にチェックを入れ「OK」をクリック
    8. outlookでのメール送信取消において取り消したいメールを選択しメッセージの取り消しをクリックした後の操作画面のキャプチャ

    ただし、Outlookでメールの送信取消が可能なのは、以下の条件を満たしている場合のみです。

    • 法人向けMicrosoft365を利用していること
    • 相手が同じ組織のユーザーであり、Microsoft Exchangeを利用していること
    • 相手がメールをまだ開封していないこと

    Outlookの「送信保留機能」

    Outlookの「送信保留機能」は、設定しておくと送信ボタンを押してもすぐにはメール送信されず、一旦保留にできる機能です。

    送信ボタンを押したメールは、すべて送信トレイに保存されるようになります。この間にチェックリストでのチェックや第三者によるWチェックなどを行い、間違った箇所の修正や送信取消も可能です。

    設定手順は以下の通りです。

    1. 画面左上の「ファイル」をクリックし、左下の「オプション」をクリック
    2. Outlookの送信保留機能設定方法_オプションボタン
    3. 「詳細設定」をクリックし「送受信」項目内で「接続したらただちに送信する」の☑を外す
    4. Outlookの送信保留機能設定方法_「接続したら直ちに送信する」のチェックを外す画面
    5. 右下の「OK」をクリックして完了
    6. 送信ボタンを押したメールは、左メニューバー内の「送信トレイ」に保存される
    7. Outlookの送信保留機能設定方法_送信トレイ表示画面
    8. 保留中のメールは「送受信」タブ内の「すべて送信」をクリックすると送信可能
    9. Outlookの送信保留機能設定方法_保留中のメールを送信する画面

    専用ツール(システム)を導入してできる誤送信対策

    メールの誤送信の主な原因はヒューマンエラーです。

    前述でご紹介したメール誤送信対策で、ある程度はミスを防げますが完全に無くすことは難しく、またチェック作業において手間がかかってしまうという課題もあります。

    ヒューマンエラーによるミスをシステム的に強制力を持って防ぐには、誤送信対策ツールの活用がおすすめです。

    メーラーの機能だけでは対応が難しい、上長承認や添付ファイルの自動暗号化、宛名チェックなど、ツールという仕組みでセキュリティレベルを格段に向上させることができます。

    システムの導入にはコストが発生しますが、個人情報漏えいや機密情報漏えいのリスクを考えれば、導入するメリットは大きいでしょう。

    メール誤送信対策にはならない!PPAPの危険性

    PPAPとは、パスワード付きZIPファイルをメールで送付し、その後に別メールでパスワードを送る手法のことです。安全なファイル送信方法として長年使われてきましたが、実態はセキュリティ対策としてほとんど機能しないことが明らかになっています。内閣府・内閣官房が2020年に廃止を宣言したことをきっかけに、官民問わず「脱PPAP」の動きが急速に広がっています。

    ここでは、誤送信対策にならない2つの理由を解説します。

    ファイル・パスワードを同じ相手に送ってしまう

    宛先を間違えて1通目(ZIPファイル)を送ってしまった場合、多くのケースでそのまま2通目のパスワードも同じ誤った相手に送信してしまいます。送信する側は正しい相手に送ったと思い込んでいるためです。

    結果として、ファイルもパスワードも誤送信先に届いてしまい、情報漏えいを防ぐどころか確実に漏えいさせる構造になってしまっています。

    セキュリティの脆弱性

    ZIPファイルはパスワードで暗号化されているため、セキュリティソフトのウイルスチェックをすり抜けやすい性質があります。マルウェアをZIPに封じ込めて送る攻撃手法に悪用されるリスクがあるだけでなく、ネットワーク盗聴に対してもパスワードを別メールで送るだけでは実質的な対策になりません。

    メール誤送信対策ツールでできること

    メール誤送信防止ツールには、確認漏れや思い込みなどのヒューマンエラーを、システム的に防げる機能が搭載されています。

    ここでは、それらのツールにある主要な3つの機能について解説します。

    送信一時保留・キャンセル機能

    「手動またはメーラーの標準機能でできる誤送信対策4選」で紹介した機能と同様に、専用ツールにもメールの送信を一時保留にし、間違いに気付いた際に送信をキャンセルできる機能が備わっています。

    しかし一般的なメーラーは、ユーザーごとに設定する必要があるため、手間がかかる上に設定漏れや誤設定のリスクがあります。専用ツールであれば管理者が全社員のメールに対して強制的に保留時間を適用したり、条件によって即時送信をブロックしたりと、一括して管理できるのがポイントです。

    ツールによっては「社内宛ては即時送信、社外宛ては5分保留にしてから送信」など細かなルール設定が可能で、個人のスキルや判断に依存しない組織的な体制を構築できます。

    Bccへの自動変換・ポップアップ警告機能

    専用ツールには、To・Cc・Bccの使い分けミスを検知し変換する機能や、設定した条件に該当する場合に警告を出す機能があります。

    例えば、大量の宛先が含まれる場合に自動的にBccへ変換したり、社外のドメインが含まれている場合にポップアップ画面で注意を促したりするなどの設定が可能です。

    また、本文に「添付」「請求書」のキーワードが含まれているのに添付ファイルがない場合は警告を出すといった、自社の運用に合わせた条件設定ができるものもあります。無意識になりやすいメール操作において確認や警告の画面を挟むことで、担当者に気付きを与える効果が期待できます。

    添付ファイルの自動暗号化・Webダウンロード(URL)化

    添付ファイルのミスを防ぐ方法として、ファイルの自動暗号化やWebダウンロード(URL)化機能があります。

    自動暗号化は、パスワード付きZIPファイルへの変換とパスワードの別送を自動で行う機能です。この方法はPPAPと呼ばれ、これまで一般的に使用されていましたが、現在はファイルをクラウド上にアップロードして、ダウンロード用URLのみを相手に送る方法が主流になりつつあります。

    ZIPファイルはセキュリティチェックをすり抜けるリスクや、受信側の手間がかかるという問題があり、脱PPAPが進んでいるためです。

    Webダウンロードであれば、万が一誤った相手に送ってしまってもURLを無効化できるため、ファイルの閲覧を阻止できるのもメリットです。送信後の制御が可能な点からも、添付ファイルの送信よりセキュリティ性が高い方法と言えます。

    株式会社ラクスの提供する問い合わせ自動応対システム「楽楽自動応対(旧メールディーラー)」は、この「添付ファイル自動暗号化」と「Webダウンロード(URL)化」の両機能が備わっています。

    自動暗号化は常時暗号化だけでなく、送信時に選択する設定もでき、取引先ごとのセキュリティ要件に応じた対応が可能です。Webダウンロード(URL)化は、URLの有効期限を設定することで、ファイルへのアクセス可能期間を管理でき、不要なダウンロードを防止します。送信後の管理まで含めた運用は、誤送信対策を定着させるうえで強みとなる機能です。

    楽楽自動応対の機能詳細や運用イメージについては、以下のページで詳しくご確認いただけます。

    添付ファイル自動暗号化機能の詳細はこちら

    添付ファイルダウンロードURL化機能の詳細はこちら

    メール誤送信対策ツールおすすめ3選

    ここでは、国内で高いシェアを誇り、信頼性の高いおすすめの対策ツール3選をご紹介します。

    HENNGE One

    HENNGE One公式サイトのスクリーンショット
    出所:HENNGE One公式サイト
    特徴
    • Microsoft 365やGoogle Workspaceなど主要なクラウドメールと連携
    • 添付ファイルの自動URL化(脱PPAP対応)や一時保留機能を搭載
    • アクセス制御や標的型攻撃対策など、多方面へのセキュリティ強化が可能
    料金 初期費用:要問い合わせ
    月額料金:1ユーザー 150円〜

    HENNGE Oneは、国内シェアNo.1を誇るクラウドセキュリティサービスです。送信したメールを一時的に保留する機能や、上長承認を必須とする機能により、うっかりミスを未然に防ぎます。また、添付ファイルを自動的に安全なストレージへアップロードし、ダウンロードURLを生成する機能は、セキュリティリスクの高いPPAPの代替手段として多くの企業に選ばれています。

    CipherCraft/Mail

    CipherCraft/Mail公式サイトのスクリーンショット
    出所:CipherCraft/Mail公式サイト
    特徴
    • 送信前にポップアップで再確認を促し、直感的なミス検知が可能
    • AIを活用して宛先や内容を警告する機能を搭載
    • Box連携やTLS暗号化など、外部サービスとの連携にも対応
    料金 初期費用:要問い合わせ
    年間料金:50ユーザー 100,000円〜

    CipherCraft/Mailは、メール誤送信防止市場17年連続シェアNo.1のメール誤送信防止ソフトです。最大の強みは、送信ボタンを押した後に表示されるポップアップ画面で、宛先や本文、添付ファイルを人間が再確認しやすい設計になっている点です。近年ではAIを搭載したプランも登場しており、過去の送信履歴から学習して、誤送信の可能性が高い場合に自動でアラートを出すなど、より高度な事故防止体制を構築できます。

    楽楽自動応対(旧メールディーラー)

    楽楽自動応対(旧メールディーラー)公式サイトのスクリーンショット
    出所:楽楽自動応対(旧メールディーラー)公式サイト
    特徴
    • 添付ファイルのダウンロードURL化で脱PPAPに対応
    • 誤添付防止チェック、宛名チェック等でミスがある場合に自動で警告
    • メールの見落とし・対応遅れも防止できる
    料金 初期費用:要問い合わせ
    月額料金:要問い合わせ

    楽楽自動応対(旧メールディーラー)は、「楽楽精算」「楽楽明細」などを展開する、東証プライム上場企業の株式会社ラクスが提供する問い合わせ管理システムです。脱PPAPに対応したファイルURL化機能だけでなく、誤送信が発生しそうな場合に自動でアラートを出す仕組みや、申請・承認(承認を通してからメールを送る)機能などで、メールの誤送信を徹底的に防止します。

    また、個人の誤送信だけでなく、チームでメールを共有して対応している場合に起こりやすい対応漏れや遅れといった問題も、対応状況を見える化する機能で解消できます。
    組織単位でミスをなくしたいという企業におすすめです。

    メール誤送信対策ツールの選び方

    メール誤送信防止に特化したツールは多種多様で、機能や導入形態も製品によって異なります。

    単に機能が多ければよいわけではありません。自社の運用に合わないツールは、業務効率を低下させ、形骸化する恐れもあるため、選定には慎重な判断が必要です。

    ここでは、ツールを選定するためのポイントを3つ解説します。

    自社のセキュリティ要件を満たす「機能」があるか

    1つ目のポイントは、自社のセキュリティ要件を満たす機能が備わっているかです。

    自社のセキュリティ要件を満たさないツールを導入すると、導入後にコンプライアンス違反の発覚や不正アクセスのリスクが高まります。例えば、社外からの不正アクセスを防ぐ「接続IPアドレス制限」や、担当者ごとに操作範囲(閲覧・削除・エクスポートなど)を細かく制限できる「権限設定」が備わっているかを確認しましょう。

    現場が迷わず使える「操作性」が備わっているか

    操作性の良さも、ツールを選ぶ上では重要なポイントです。高機能なツールを導入しても、メールの送信に複雑な操作が必要だったり過剰な確認画面が出たりすると、業務効率が低下します。

    結果として、誤送信対策を回避する別の手段でメールを送るなど、ツールの警告を無視する運用が定着すれば十分な効果は期待できません。

    「宛先への送信頻度を学習して警告表示を変える機能」や、承認者の負担を減らす「ワンクリック承認」のような、誤送信防止と業務効率を両立させる工夫がされているかを確認してください。

    第三者のチェックでミスを防げる「共有管理」の仕組みがあるか

    組織として根本的な誤送信対策を行う場合は、メール共有システムの導入が効果的です。

    個人のパソコンにインストールする「個人用メーラー(Outlookなど)」は、手軽に導入できますが、設定や運用が個人のリテラシーに依存しやすいという課題があります。メール共有システムはチーム全体でメールを可視化できるため、第三者の目が入りやすく、誤送信対策を含め組織的に管理しやすい仕組みになっています。

    誤送信対策とメール共有をするなら「楽楽自動応対(旧メールディーラー)」

    前述のように、メールの誤送信対策には専用ツールの導入と個人の注意力に頼らない仕組み化が重要です。

    そこでおすすめなのが「メール誤送信対策ツールおすすめ3選」でもご紹介した、「楽楽自動応対(旧メールディーラー)」です。楽楽自動応対は、メール誤送信防止機能はもちろんのこと、メールの見落としや対応遅れといったメール対応でよくある悩みも解消できるツールです。

    一般的なメーラーとは異なり、担当者の判断に依存しないミスや漏れのチェック体制を構築できるのが特徴です。以下では、メールの誤送信対策機能をピックアップしてご紹介します。

    添付ファイルのダウンロードURL化

    添付ファイルの自動暗号化・ダウンロードURL化イメージ
    楽楽自動応対の添付ファイルダウンロードURL化の画面イメージ

    楽楽自動応対(旧メールディーラー)は、ボタン一つでファイルのダウンロード(URL)化が可能で、脱PPAPに対応しています。ダウンロード期限の設定、ダウンロード履歴の確認も可能です。わざわざパスワードを別送する必要もなく、ファイルダウンロードURLを送信すると同時に自動でパスワードも別送される仕組みのため便利な機能になっています。

    添付ファイルダウンロードURL化機能の詳細はこちら

    宛名チェック

    宛名チェックイメージ
    楽楽自動応対の宛名チェックの画面イメージ

    作成したメールの宛名情報と過去送信メールの宛名情報を照合し、誤送信が疑われる場合はアラートを表示します。

    テンプレートや過去メールを引用して返信するケースに起こりやすい、宛名間違いなどのミスを防ぎます。

    ダブルチェック(申請・承認)

    申請・承認(ダブルチェック)イメージ
    楽楽自動応対のダブルチェックの画面イメージ

    メール送信時に、承認を通してからメールを送るフローを組むことが可能です。

    例えば、新人の社員がメール送信する場合には、上司の確認・承認を必須の工程として組み込むなど、承認が必要な対象者を細かく設定できるのが特徴です。

    ダブルチェック機能の詳細はこちら

    送信内容チェック

    送信内容チェックイメージ
    楽楽自動応対の送信内容チェックの画面イメージ

    メール送信前のセルフチェックを義務化する機能です。

    To・Ccなどのアドレス欄や、添付ファイルの内容などをメール送信前に確認する工程を設定できます。項目をすべてチェックしないと送信できない仕様にすることで、慣れによる確認漏れを防止します。

    送信内容チェック機能の詳細はこちら

    誤添付防止チェック

    誤添付防止チェックイメージ
    楽楽自動応対の誤添付防止チェックの画面イメージ

    メール本文と添付ファイル名、添付ファイル内の法人名を自動で照合し、一致していない場合に警告メッセージを表示する機能です。

    重大インシデントにつながる恐れのある書類の添付ミスを未然に防止できます。

    情報漏えいを防ぐ仕組み化に成功した事例:株式会社ウィルズ

    大量の個人情報を扱う企業が「楽楽自動応対(旧メールディーラー)」を誤送信防止ツールとして導入し、情報漏えい防止の仕組み作りに成功しました。ここではその事例をご紹介します。

    株式会社ウィルズは、様々な企業の株主優待をまとめたサイト「プレミアム優待倶楽部」や機関投資家と上場企業が相互コミュニケーションをとれる「IR-navi」などのサービスを提供しており、日々大量の個人情報を扱っています。

    情報管理の徹底が求められる同社がどのような課題を抱え、どう解決に至ったのかを具体的に見ていきましょう。

    導入前の課題

    日々メールにて株主の個人情報を扱っていたため、外部への情報漏えい防止を徹底していく必要がありました。また「プレミアム優待倶楽部」を利用している上場企業が約70社と多く、メール送信時に添付ファイルのつけ間違いが起こりやすくなっていました。

    導入後の効果

    「楽楽自動応対(旧メールディーラー)」の「承認機能」と「添付ファイル自動暗号化機能」を利用し、3段階の対策をとることで情報漏えい防止の仕組み化に成功しました。

    1. 添付ファイルには各社ごとにパスワードを設定する
    2. 添付ファイルを楽楽自動応対で送る際、自動暗号化する
    3. 承認機能を用いて、管理者・責任者メンバーが第三者確認をする

    これにより、ファイルにパスワードを設定し忘れた場合には自動暗号化され、自動でパスワードが付与されるようになります。添付ファイルをつけ間違えた場合にも、各社のパスワードがあるためファイルを開けない仕組みとなっています。さらに承認機能で第三者確認を挟むことでこのようなミスを防止でき、最悪の状態を防げるようにしています。

    まとめ:メールの誤送信対策はツールの活用で徹底

    メールの誤送信は誰にでも起こり得るミスです。

    しかしたった一度のミスでも、企業全体の信頼損失や損害賠償の支払いなど重大な問題につながる可能性もあります。そのため、企業としてメールの誤送信対策を講じることが重要です。

    社内ルールを定めたり、社員教育をしっかり行ったりなどの方法もありますが、より効率的で効果的な方法として、誤送信対策ツールの導入もおすすめです。

    メールの誤送信対策にお悩みの企業様は、今回紹介した「楽楽自動応対(旧メールディーラー)」も含め、誤送信対策ツールを検討してみてはいかがでしょうか。

    複数名での「問い合わせ対応業務」がラクになる?

    ※本サイトに掲載されている情報は、株式会社ラクス(以下「当社」といいます)または協力会社が独自に調査したものであり、当社はその内容の正確性や完全性を保証するものではありません。

    この記事を書いたライター

    メールディーラー通信編集部

    メールディーラー通信編集部

    問い合わせ管理に役立つ情報の執筆・案出しをしています。問い合わせ業務でのトラブルを少しでも減らせるような記事を作成できるよう日々編集を行っています。
    得意な整理術は「Gmailの検索演算子を駆使したラベル付け」です。

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